豊田ホタルの里ミュージアムの活動記録をご報告いたします。ただ、体験学習の活動記録については、体験学習のページでご報告いたしますのでそちらをご覧ください。

《2007年度》 No.1

タイトル

 最近は、標本整理
書込日
10/30
標本作り
標本作り
内 容

この時期は、夏季に採集した昆虫類や魚類、両生類、貝類、化石などを標本にしています。上の写真は、マレーゼトラップとFITで採集した微小甲虫を綺麗に標本している様子です(脚と触角を綺麗に整えて乾燥させます)。このような作業は、受付業務の合間に行っています。ご来館された時に、受付で下を向いてピンセットを片手に持って、神妙な顔をしていてもどうかお許しくださいm(_ _)m おそらく、標本を作っています。(川ノ)


《2007年度》 No.2

タイトル

 木の化石を採集
書込日
11/29
珪化木
内 容

 今日は、当館ボランティアのFさんと豊田町内の道路工事現場で珪化木を採集しました。
  珪化木は、道路工事現場の今にも舗装しようとする斜面の20mほどの高さのところに体半分外に出し、埋もれていました。ぱっと見では、ハンマーで"コンコン、ド〜ン!”と叩けば、ボロッと採れそうでしたが、予想以上に回りに強く固着していて採るのにはかなりの苦労を強いられました。また、その間、工事作業を一部中断する事態にもなり、ご迷惑をおかけすることになってしましました。また、約20mもの高さからどうやって安全に下ろすか?、予想以上に重いこの代物をどうやって運ぶか?など先のことを何にも考えていなかったので、下ろすのにも、運ぶのにも苦労しました。ただ、苦労の甲斐があって約3000万年前の西市層の木の化石(大きさは1m程)を得ることができました。(川ノ)


《2007年度》 No.3

タイトル

 石の下に幼虫
書込日
12/8
Cyphonocerus属の幼虫
内 容

 今日は、ホタル探検隊の調査がありました。今日の調査は陸生ボタルの生息地で貝類を探す、というものでした。落ち葉や土をふるいにかけて、小さな貝類を採集しました。(今日の調査の特筆種は、ウラジロベッコウマイマイ)
  ブチサンショウウオの生息地の近くまで行ったので、本種の生息を確認してみましたが、残念ながら見つけることはできませんでした。ただ、ブチを探している最中に、石の下の土の隙間から2mm程の小さな芋虫をつまえることができました。この芋虫は、Cyphonocerus属の幼虫で、クロクシヒゲボタルムネクリイロボタルの幼虫です。いまのところ、どちらの幼虫かはわかりませんが、飼育して確かめるつもりです。小さな芋虫ですが、私には大きな収穫となりました。(川ノ)


《2007年度》 No.4
 タイトル  サケが・・・
書込日
12/10
死んだサケ
調査の風景
内 容
 今年も豊田町内を貫流する河川でサケが確認されました。サケが力尽きて死ぬ時期が来たのかと、しみじみ実感し、なんだか寂しさと焦りを感じます。
 今日は、陸生微小貝の調査をし、ミジンヤマタニシやキュウシュウゴマガイ、タワラガイ、ベッコウマイマイなどを数箇所の地点で確認することができました。現在探しているムシオイガイ類は見つかりませんでした。貝の調査で寄った開作地域では、ニホンザルの群れを確認しました。(川ノ)

《2007年度》 No.5
 タイトル
実物標本図鑑準備@
書込日
1/18
作り直し中
内 容
  近くのお店で不要になり、廃棄されていた棚を貰ってきました。6台も。この棚は、元々眼鏡の展示棚として使われていたものでした。さて、この棚は何使うのか?といいますと、「豊田の実物標本図鑑展示」のために使おうと考えているのです。実物標本図鑑とは、豊田の昆虫、化石、岩石、鉱物、貝、植物の本物(標本)を詳細な説明を添えて展示して、調べる時に役立てもらうというものです。               この棚には、24個の引き出しがあって、各引き出しの真ん中が仕切られているので、一つの棚で、少なくとも48種類の標本を展示することができます。また、棚の上には、パネルを張るスペースがあり、さらに、標本が入った引き出しを出して置くスペースもあります。これが、完成すれば、豊田の生き物や化石などを調べる時に役に立つことと思います。現在、表面を削り、黒くペンキで塗ったりして使える状態に作り変えています。
  上の写真は、ペンキを塗るために表面の塗料を剥がしているところです。実物標本図鑑は、3月末を目標に只今鋭意製作中です。     この棚を譲っていただいたお店の方々に対して、心からのお礼を申し上げます。                   (川ノ)

《2007年度》 No.6
 タイトル
ホタル探検隊
書込日
1/19
ホタル観察中
ホタル解剖中
内 容
今日は、ホタルの体を観察してもらいました。まず、ゲンジボタルの体を顕微鏡で観察した後、オスの交尾器を抜き取り、処理を施し、観察しました。小学生には、ホタルの交尾器を抜いて、タンパク除去などの処理をするのは難しいのかな、と思いましたが、意外にも器用にやってのけました。そして、ゲンジボタルの交尾器とオバ、ヘイケ、ヒメ、オオオバ、オオマドボタルの交尾器を見比べました。そして、次に、ゲンジボタルのような光を使うホタルと光を使わないホタルの触角や複眼を顕微鏡でじっくりと観察し、違いを考えました。
  ホタル探検隊は、今年度を以って終了となります。来年度からは、対象を中学生とし、「豊田ホタルの里ミュージアム生物部(仮)」と名を変えて行う予定です。(川ノ)

《2007年度》 No.7
 タイトル

カスミサンショウウオの骨

書込日
1/25
カスミサンショウウオのレントゲン
内 容
 カスミサンショウウオは、地域変異が大きいことが知られていますが、特に後ろ脚の指の数の変異は興味深い変異の一つです。
  そこで、今日は、豊田産カスミの脚の指の数を調べるべく、海○館において、レントゲン撮影して頂きました。被写体が小さいのでなかなかうまくいきませんでしたが、どうにか一枚だけかろうじて写っていました。
  ご多忙中にも関わらず、撮影にご協力頂いた海○館の職員の方々、特にSさんに対し、心からお礼申し上げます。(川ノ)

《2007年度》 No.8
 タイトル
ようやく確認!
書込日
2/3
貝調査風景
ピルスブリムシオイ
内 容
昨年から探していた ピルスブリムシオイ がようやく見つかりました。今後ももう少し貝類の調査を進めていく予定です。豊田には50種以上が生息していそうです。(川ノ)

《2007年度》 No.9
 タイトル
これは!何?
書込日
2/6
内 容
上の写真の生き物何かわかりますか?                

 これは、昨年7月にミュージアムの街灯に飛来してきたミヤマクワガタのオスです。オスといえば大きな大顎があるはずですが、この個体の大顎は非常に萎縮して、まるでメスの歯のように短くなっています(折れているわけではありません)。昆虫では、雌雄が混ざったモザイク体が知られていますが、この個体は、純粋なオスと思われます。
  羽化の失敗で大顎が伸びきらなかったのでしょうか?それとも、平和主義者で、武器を持ちたくなかったのでしょうか?さて、はて?(川ノ)

《2007年度》 No.10
 タイトル
ホタルの光
書込日
2/10
ゲンジボタル オス 飛翔しながら発光しているところ
ヘイケボタル オス 草にとまっているところ 近くに♀2匹いた
ヒメボタル 雌雄(上♂、下♀) ♂が♀めがけて飛んできて、交尾するまで 
イリオモテボタル メス 約30分解析 求愛の発光
内 容

 上の図は、ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタル、イリオモテボタルの発光波形です。種類によって、光り方がまったく違うことがわかるかと思います。
  この時期は、このようなホタルのデータをまとめたり、ホタルの標本、映像、写真のデータベースを作成したりもしています。(川ノ)


《2007年度》 No.11
 タイトル
実物標本図鑑準備A
書込日
2/16
実物図鑑用の棚
展示作成風景
引き出しの中(標本は未だ入ってない)
内 容
 No. 5で少し説明しましたが、只今実物標本図鑑を作成しています。貰ってきた棚は色を塗り替え、いよいよ使える状態になってきました。また、引き出しに入れる標本やパネルも着々と出来上がってきました。 当館では、外注する予算はありませんので、展示のすべてを職員が作っています。今回も色塗りから、パネル作成、そして、引き出しに設置するアクリルケースなどを受付や事務の合間に作っています。引き出しは、150個ほどもあるので結構大変です。右写真は、事務所で受付の合間に、アクリル板をアクリカッターでせっせっと切って、ヤスリをかけているところです。
  今のところ、化石と岩石、貝類、クモ類は順調に進んでいます。 (川ノ)

《2007年度》 No.12
 タイトル
豊田とホタルの歴史
書込日
2/18
豊田とホタルの歴史展示
歴史に関わりのある物の展示
歴史に関わりのある物の展示
解説テキスト
内 容
2月19日から豊田町とホタルの歴史について解説した展示をはじめます。豊田町の半世紀にも渡るホタル保護の歴史を関わりのある資料とともに分かりやすく紹介しています。豊田町では、昭和40年代には既に、野外ホタル飼育水路やホタル祭り、ホタル資料館、ホタル鑑賞バスなどがありました。これらは、今では全国的に普通に見られますが、当時としてはまだ少なく、豊田町の人々が試行錯誤の末に実施していました。是非、その試行錯誤の歴史をご覧ください。常設展示室内で展示しています。(川ノ)

《2007年度》 No.13
 タイトル
豊田の岩石
書込日
2/19
文化財の正片麻岩(変花崗岩)
カニムシ類
内 容
  只今、豊田町の岩石に関する展示を作成していますので、少しだけですが、豊田町の石について紹介しておきたいと思います。
  豊田町の石の中でもっとも有名なのは、おそらく正片麻岩 Granite Gneiss という石です。この石は、山口県最古(古生代シルル紀)の石として知られ、市の文化財に登録されています。そのため、左の写真でわかるように、厳重に金網によって守られています。こんなすごい石なのですが、山の奥の奥の奥にあるので、見た事がある人はほとんどいないことでしょう。いや、もしかしたら、存在すら知られていないのかもしれません。もったいないですね〜。
 ただの石ですが、約4億3000万年前の石と思って眺めると、なんだか、神々しく思えてくるから不思議です。
 
[追記]
  この石の近くでカニムシを見つけたので、せっかくですから載せておきます。体長3mmくらいのサソリに近い生き物です。かっこいい形と色と艶をしています。

《2007年度》 No.14
 タイトル
本日は・・・
書込日
2/22
アンモナイト化石標本作成中
岩石標本作成中
ドリルで穴あけ中
電動ヤスリでアクリル板を安全に
プラスチック樹脂標本作り中
昆虫標本燻蒸中
内 容

 化石と岩石の実物図鑑が徐々にできてきました(上の写真)。化石はアンモナイトやべレムナイト、貝や植物、腕足動物など豊田で採れた化石約50種、岩石は、トロニエム岩、泥岩、砂岩など約60種類くらいです。引き出しには、標本を守るために、アクリル板を設置していきました。アクリル板は、切り口が鋭く、そのままではこの図鑑を使用される方が怪我される恐れがあるので、ヤスリで角や切り口をすべて丸くしました。
  また、貝類の展示では、微小貝が小さすぎて「普通に置いたのでは見えない」という問題が発生したので、プラスチック樹脂に封入し、それをマイクロスコープで見られるようにしようと現在作成しています。
  さらに、本日は、最近寄贈があったチョウや甲虫標本約1万点を燻蒸しました。当館には、燻蒸室がないので、近くの資料館に持ち込んで、燻蒸させていただきました。(川ノ) 


《2007年度》 No.15
 タイトル
ぎっくり腰にも負けず。
書込日
3/10
棚を入れる前
棚を入れているところ
並べた棚
引き出しを出すとこんな感じ
棚の後ろは看板
実物昆虫図鑑
内 容

 本日、エントランスに実物図鑑の棚を搬入しました。私は、ぎっくり腰のため、ほとんど役に立たず、教育委員会の方に手伝ってもらって、どうにかできました。エントランスに入れてみて一長一短が浮き彫りになりました。長所でいえば、エントランスはガラス張りのために、とても明るく、展示室で見るより、化石や岩石の細かいところがはっきり見え、実際に野外で観察するときと同じ条件で見ることができるということ。短所は、日射が標本を傷める可能性が高いこと。と、いったところです。まぁ、短所の方は、予想していましたので、対応の準備はしています。
  化石と岩石、鉱物、節足動物類(昆虫以外)は、ほぼ完成しました。あとは、貝類と昆虫類、マイクロスコープ用標本です。後一週間でこの展示は完成させて、次の企画展「ホタルの育ち方、育て方」の準備に入らなければなりません。さらに、今月末からは、いよいよゲンジボタルが上陸を開始します。そのための準備も始めなければ。でも、何よりも先に、一刻も早く、腰を・腰・・・を直さねば。(川ノ) 

《2007年度》 No.16
 タイトル
絨毯張り
書込日
3/12
絨毯張り中の様子
絨毯張り中の様子
内 容
  今日は、実物図鑑の床に絨毯を敷いていきました。湾曲した棚にあわせて絨毯を切り張りして仕上げていきました。意外とこの作業は難しく、マットカーペット同士に隙間が出来たり、ずれたりと、苦労しました。(川ノ)

《2007年度》 No.17
 タイトル
配置
書込日
3/22
実物図鑑配置状況
テキスト配置
チョウの実物検索表
チョウの実物図鑑
内 容

 実物図鑑の棚の配置が完了しました。また、豊田のテキストの設置も完成しました。豊田のテキストは、ホタルや化石、岩石、両生類など分野毎に作ったテキストです。
  また、昆虫の実物図鑑では、チョウの標本入れが完了しました。標本の配置は、豊田のテキスト「豊田のチョウ」で掲載している検索表に準じて配置されているので、標本を見ながら身近なチョウを調べることができます。なお、昆虫は、すべてこのようにオリジナルの検索表に準じた並びで配置しています。(川ノ)


《2007年度》 No.18
 タイトル
観察会の準備
書込日
2/24
洞窟内
蝙蝠
有孔虫(Elphidium crispum)
有孔虫(Pyrgo depressa)
内 容
  今日は、今週末にある有孔虫の観察会のために浜に砂を取りに隣町にいきました。また、その帰りに、豊田町内のある洞窟に入り、鉱物等を確認してきました。(川ノ)

《2008年度》 No.19
 タイトル
いつものジャンプ
書込日
4/10
オヤニラミの餌やり
内 容
オヤニラミに餌をあげるとき、少しずつ高さを上げて毎日やっていたらここまで高く飛べるようになりました。(川ノ)

《2008年度》 No.20
 タイトル
研究報告書 No.1
書込日
5/22
豊田ホタルの里ミュージアム研究報告書の表紙
内 容
ようやく、当館の研究報告書の形ができました。印刷はまだです。内容は、ホタルのことはもちろんですが、豊田の水生昆虫や地質、化石、両生類などさまざまです。本文は111ページ。(川ノ)

《2008年度》 No.21
 タイトル
生物部始動!!
書込日
5/24
ブチサンショウウオ探索中
ブチサンショウウオ
内 容
 豊田ホタルの里ミュージアム生物部が始動しました!一年間各自が研究する内容も決定しました。やる気のある方々が入部して頂いて感謝です。今日は、ブチサンショウウオを観察に行きました。次回は、魚類を観察します。
  この生物部では、 動植物から化石や岩石、果ては有孔虫まで、これからどんどん観察にいきます。中学生のうちは、一分野に偏らないで、「なんでも、かんでも、とりあえず」手を出してほしいと願っています。(川ノ)

《2008年度》 No.22
 タイトル
ゲンジボタルが発生
書込日
5/24
ゲンジボタルの蛹(飼育中のゲンジボタル)
内 容
 ゲンジボタルの発生が始まりました。土の中では、上の写真のような蛹たちが今か、今かと出るのを待っているのでしょう。(川ノ)

《2008年度》 No.23
 タイトル
6月に向けての準備
書込日
5/29
ホタル水路のビニールハウスの設置
完成したハウス
ハウス内部
ハウス内部(スプリンクラー中)

ホタル展示用の部屋製作中

ホタル展示用の部屋製作中
内 容
今日は、6月に向けての準備を行いました。まずは、ホタル水路のビニールハウスに網をかけたり、簾をつけたりしました。このビニールハウスは、台風で曲がって使えなくなったものを貰いうけ、豊田町青年部の方々の協力を得て、3年前に設置したもので、中には、スプリンクラーまで設置した意外としっかりしたものです。
  次に、ホタルの光を昼間でも見ていただけるように作成した昼夜逆転の展示部屋を作成しました。
  なお、これらの準備には、職場体験で来ている中学生二人も一生懸命手伝ってくれました。 (川ノ)
《2008年度》 No.24
 タイトル
次回テーマ展の準備
書込日
7/7
展示棚作成風景
組上げられた棚
内 容
 今日は、夏季テーマ展「昆虫標本展〜安田正利コレクション展〜」の準備のために展示棚を組み上げました。この棚は、廃材等を利用して昨年作成したもので、約70箱の標本箱を展示することができます。(昨年の展示風景) ちなみに、夏季テーマ展では、約1万点の安田氏寄贈の標本を一同に展示します。(川ノ)

《2008年度》 No.25
 タイトル
次回企画展の準備
書込日
7/10
卵を守るタガメ♂
ミヤマクワガタ分解標本
※脚は左のだけ節毎に分けています。
内 容
 上の写真のタガメ♂は、今期3個目の卵塊を保育中です。けなげに、餌も食べずに保育している様子を見ると、私も頑張らねばと、思います。
  最近は、右の写真のような標本を作製しています。これは、次回企画展「昆虫大発見〜バラバラ昆虫大事件〜」の展示で使用する標本です。現在までに、バラバラ標本としては、14種類を作成することができました。昆虫を節毎にバラバラにしていくと、無駄がなく、非常に緻密で、そして効率的なフォルムをしていることに気づかされ、魅了されてしまいます。例えば、タガメの触角などは、目の下に収納するための穴が開いていて、そこにすっぽりと入っていますし、ヤマトシリアゲムシなどは、びよ〜んと伸びた頭部のフォルムがなんとも不思議な印象を与えてくれます。また、昆虫全般に言えることがですが、関節の緻密さには驚かされます。標本にしている昆虫は、いつも見ている身近な昆虫たちですが、バラバラにしてみて、新鮮な驚きと知的好奇心を与えてくれます。(川ノ)

《2008年度》 No.26
 タイトル
オレンジ色のオタマ
書込日
7/10
アルビノのオタマジャクシ
内 容
 今日は、豊田町内で採集されたアルビノのオタマジャクシを頂きました。4個体も。このオタマジャクシは、アマガエルのオタマジャクシと思われますが、アマガエルの特徴である背面の黒斑がありません。無事成体になったら、展示しようと思います。(川ノ)

《2008年度》 No.27
 タイトル
水生生物用の網作り
書込日
8/25
網の枠を作っているところ
できあがり!
内 容
 市販の水生生物用の網の場合、子供たちが使うと柄が折れることが多いので、頑丈で、子供でも採集しやすい網を作ることにしました。まず、塩ビパイプを切って、曲げて、専用の接着剤で固定しました。そして、それに網をつけるための穴を開けていきました。今日は10個程枠を作りました。
  あとは、ビニールハウスで使う網を底が丸くなるように縫って袋状に仕上げたら出来上がりです。
 網の枠を作成した後、魚類の調査に行きました。(川ノ)

《2008年度》 No.28
 タイトル
虫の声録り
書込日
9/7
虫の声録りの様子
虫の声録りの様子
内 容
秋季企画展は、「秋の鳴く虫展」です。そこで、最近は毎晩、鳴く虫の声録りをしています。鳴く虫の声を録るには、ボイスレコーダを使用しますが、ボイスレコーダだけだとどうしても風の音が入ったり、虫に近づくことが難しいところなどがあります。そこで、塩ビパイプと100円ショップの漏斗を使用して録音補助装置を作りました。これにより、風の音を入れないで虫の声を録ることができるようになりました。夜 鳴く虫にマイクを向けて、その声を聞いていると何か虫の言葉がわかるような気がしてきます。これは、ホタルの光を観察しているときも同じです。でもまぁ、わかりゃしないのですけどね。(川ノ)

《2008年度》 No.29
 タイトル
秋季企画展大詰め
書込日
9/22
棚作りの様子
完成した棚
内 容
今日は、秋季企画展で使う棚を作成しました。企画展室が狭いので、少しでも多くの種を生態展示するために4つの水槽を入れることができるように作成しました。また今日は夏季テーマ展の標本展示棚も撤去し、終日インパクトドライバーとノコギリが手放せない一日でした。ちなみに、今日作成した棚は、黒く塗ったら完成です。(川ノ)

《2008年度》 No.30
 タイトル
落ち葉の蒐集
書込日
10/21
蒐集中の落ち葉
落ち葉だらけ
内 容
落ち葉に関する展示を来月を目処に開催し、それに合わせて落ち葉のミニ図鑑を作成するため、最近は、時間を見つけて落ち葉を蒐集しています。(川ノ)

《2008年度》 No.31
 タイトル
冬のホタル
書込日
10/28
ヤエヤママドボタルの蛹
発光する蛹
内 容
ホタルといえば、初夏と思われがちですが、ヤエヤママドボタルなどは、冬(12月くらい)に成虫が発生します。只今飼育中のヤエヤママドボタルたちは、少し早いですが蛹になり始めました。日に日に寒くなる豊田でも、野外の生息地ではヘイケボタルが頻繁に発光しています。(川ノ)

《2008年度》 No.33
 タイトル
カエルの住居作り変え
書込日
12/9
カエル水槽
カエル水槽(1Fのみ)
内 容
 これまで、カエルの水槽は、小さかったため、水温や水質が不安定になりがちでした。そこで、カエル達の住環境を快適にするために、水槽を作り変えることにしました。今回の水槽は、水温、水質を安定させることができ、なによりこれまでの水槽に比べて大きくなっています(大きくなっている理由は、水槽が2階建て構造になっているからです)。カエル達が住みよく、さらに、ヒトが観察しやすいよう、もう少し改良を加えてみようと考えています。
  今は、これ以外に冬季企画展のための調査と展示作成、研究報告書の作成、実物図鑑(植物編)の作成、有孔虫テキスト(概ねFさんが)と蘚苔類のテキストの作成を行っています。今年もあとわずかやらねばならないことが山積みです。(川ノ)
《2008年度》 No.34
 タイトル
今まで見えなかったもの
書込日
12/10
有孔虫(Elphidium crispum
左の有孔虫の孔
内 容
 山口大学と共同研究などをさせていただく可能性がでてきました。そして、その一環として機器の使用の許可をいただけるようになり、早速電子顕微鏡を使わせて頂きました。実体顕微鏡では見えなかった微細な構造をみることができるようになり、色々と可能性が広がりました。撮影に関しては、総合科学実験センター機器分析実験施設のご協力を得ました。どうも、ありがとうございました。(川ノ)
《2008年度》 No.35
 タイトル
なまずの隠れ家
書込日
12/26
なまずの隠れ家
ナマズが見えるようになった!
内 容
これまで、ナマズが入っている水槽には、土管などを隠れ家としていましたが、それだと「頭隠して尻隠さず」状態で、姿を見ることができませんでした。そこで、中が空洞になった朽木を拾うことができたので、それの一部をくり貫いて、アクリル板を張って、ナマズの隠れ家にしてみました。この隠れ家では、生き生きとしたナマズの姿を見ることができるようになりました。(川ノ)
《2008年度》 No.36
 タイトル
カエルの水槽
書込日
12/26
カエルの新水槽
ツチガエルのオタマ
内 容
カエルの水槽が12月10日から新しくなりました。今回のカエルの水槽では、オタマジャクシも入れることにしました。(川ノ)

《2008年度》 No.37
 タイトル
当館オリジナル「ホタル玉」
書込日
2/9
ホタル玉を量産中
ホタル玉 -ゲンジボタルver.-
内 容
多くの方(特に小学生)にホタルについて理解を深めてもらうため教材を作ってみました。これは、容器全体がホタルと同じ黄緑色に光り、ボリュームをひねると光を強くしたり、弱くしたりできます。これを使ってゲンジボタルの集団同時明滅や雌雄のコミュニケーションを体験してもらおうと思っています。なお、これはホタルの種類によって仕組みを変えなければならず、現時点ではゲンジボタル用とヒメボタル用のしかありません。なお、この教材は「ホタル玉」と命名しました。また、自動でコミュニケーションなどを再現する光センサー付きのホタル玉の作成も進めています。(川ノ)

《2008年度》 No.38
 タイトル
コケの実物図鑑
書込日
2/9
ホソミツヤゴケ
実物コケ図鑑作成途中
内 容
豊田の実物図鑑は、昆虫、化石、岩石、鉱物、節足動物(クモと甲殻類)、貝類、落ち葉と増やしてきましたが、次はコケです。コケはホタルの産卵床として切っても切れない関係ですが、なかなか展示方法が見つからず、展示できませんでした。しかし、色々と試行錯誤した結果、ようやく展示方法が見つかりましたので展示します。最初は、豊田で見られるコケ約50種です。(川ノ)

《2008年度》 No.39
 タイトル
出前博物館と新講座
書込日
3/5
作成中の出前博物館
出前博物館(火成岩)
出前博物館(化石)
パネル一部
内 容

 最近は、研究報告書の編集や来年度の計画の練り直しとチラシやポスターの作成、広報営業回りなどの合間に、来年度から実施する出前博物館の展示作成と週末イベントの準備をしております。
  出前博物館は、小中学校などに期間限定(約2週間)で展示して頂いて、子供達に地元の自然の面白さに気づいてもらうことを目的としたものです。展示は、パネルと標本、そして質問箱というとてもシンプルなものです。現在作成できているのは、“山口県のチョウ類”、“下関の岩石”、“下関の化石”などです。予算がないので岩石や化石の箱は、近くの店で貰ってきた秋刀魚が入っていた泥箱を洗って、黒く塗って、アクリル板でフタをするというとても質素なものです。ただ、入れている標本は結構貴重なものが含まれています。
  週末イベント(体験学習)は、これまで2時間以上かけて野外をメインで行っておりましたが、来年度からは気軽に体験できる30分程度で行う室内型のイベントも実施しようと考えています。現在は、そのための教材を100種類を目指して鋭意作成中です。今のところ準備できているのは56種類です。あと残り44種類ほど。無い知恵を搾り出さねば・・・・(川ノ)


《2009年度》 No.40
 タイトル
展示が変わりました!
書込日
4/3
下関の岩石・化石のコーナー
下関の岩石の展示
下関の珍しい岩石
下関の化石
珪化木(詳しくはこのページのNo.2を)
豊田とホタルのコーナーも少し変化
内 容

 今年度からネイチャーラボ講座などの室内講座を充実させようと思っています。そこで現在は、それを行う場所を確保するために展示の配置を変えています。
  展示の変化といえば、「下関の岩石と化石」というコーナーを4月1日から開始しました。展示しているのは、下関で採れた石(例えば、変花崗岩や金雲母玄武岩など)や化石などで、展示している数はそれほど多くないですが、比較的珍しい標本を展示しています。来週中には、水生昆虫のコーナーも変える予定で、現在棚などを手作りで作成しています。さらに今月下旬から開始される春季企画展の準備も進めています。今回は、ホタルのコミュニケーションに関する企画展です。(川ノ)


《2009年度》 No.41
 タイトル
春季企画展
書込日
4/11
電子標本箱
ヒメボタルの頭部模型(作成途中)
ホタルの触角模型
発光器模式模型
オオオバボタル模型(作成途中)
展示棚(着色前)
内 容

 只今、春季企画展「ホタルのコミュニケーション」の準備をしております。年に5回の企画展、年に4回のテーマ展を行う当館では、毎月何かの展示を作っています。ただ、展示にかける予算はほとんどないので、展示の大部分が手作りになるわけで、現在の展示の準備も模型から映像、映像用システム、棚までも手作りしています。そのため、いつのまにか、棚や模型を作るのが少しづつうまくなってきました。習うより、慣れろ、とはよく言ったものです。(川ノ)


《2009年度》 No.42
 タイトル
展示の裏側
書込日
6 /20
光り方の違いの装置の中
奥が電子標本箱
内 容

 只今の企画展の準備に際して、色々な装置を用意しましたが、上の写真の2台は、他の展示に比べて特別な装置です。
  光電管センサーで人が近づくと電源が入るようになっており省エネですし、他の展示に比べて複雑です。業者にお願いして作っていただいたように思われそうですが、そうではないのですよ!ちなみに、電子標本箱は、ボタンを押すと好きな映像を見ることができる装置で、光り方の違いの装置は、ホタルの光を再現する装置です。是非、見に来てください。(川ノ)


《2009年度》 No.43
 タイトル
展示の裏側2
書込日
6 /20
ホタルの育ち方の展示
水生昆虫の展示
内 容

 ホタルの育ち方の展示や水生昆虫の展示を変えました。(川ノ)


《2009年度》 No.44
 タイトル
夏休み!!展示変え
書込日
7/21
常設展示室一部展示変え
国産ホタルの標本展示
ホタルのコミュニケーションの展示
ホタルの飼育方法の展示
内 容

 常設展示室の一部を変えました。過去3回おこなったホタル関連の企画展で作成した展示を基に作成したものです。今後も少しずつ展示を変更していく予定です。(川ノ)


《2009年度》 No.45
 タイトル
≫夏休み特別企画 
写真でしか見たことない虫たち(昆虫の多様性を知る標本展 第1回)
書込日
7/22
入口
展示風景
展示風景
展示している標本
展示している標本
展示している標本
内 容

 夏休み特別企画  写真でしか見たことない虫たち(昆虫の多様性を知る標本展 第1回)を7月22日から開催しています。この特別企画は、これからも不定期で開催し、昆虫の多様性を知るという大きなテーマの元さまざまな昆虫標本を展示する予定です。(川ノ)


《2009年度》 No.46
 タイトル
虫の声の季節
書込日
9/17
虫の声観察歩道作成中
鳴く虫(クマスズムシ)
内 容

 最近は、研究報告書2号の作成や秋季企画展準備、標本データをデータベースに入力するなどの作業を行っていますが、それらの合間に外から凛々とした虫の声が聞こえてきます。虫たちの声は、とても綺麗で癒されます。そんな、虫の声を聞いて頂けるように当館の裏の広場の雑草群落に歩道を付けて、ご来館頂いた方にも聞いて頂こうと考えております。お立ち寄り頂いた際には、是非裏の広場を散歩してみてください。小さな小さなオーケストラが皆様をお出迎え致します。(川ノ)


《2009年度》 No.47
 タイトル
土の中の生き物たち
書込日
10/22
ツルグレン装置もどき
ツルグレン装置もどき
内 容

 最近は、土の中の様々な生き物を調べるために、ペットボトルを利用したツルグレン装置で採取しています。土の中には、カニムシやダニ、ザトウムシ、クモ、昆虫、貝など様々な生き物がいるんです。(川ノ)


《2009年度》 No.48
 タイトル
ザトウムシの企画展
書込日
11/1
ニホンアカザトウムシ
作成中の模型(ナミザトウムシ類)
生殖器(♂)
生殖器(♀)
内 容

 ザトウムシは、クモによく似た生き物ですが、クモと違って♂は立派な交尾器を持っています。この生き物は、身近なところに生息していますが、一般的にあまり知られていません。次回の企画展は、このあまり知られていない生き物であるザトウムシについて紹介する予定です。
  現在 ザトウムシの調査や展示の作成を鋭意行っております。(川ノ)


《2009年度》 No.49
 タイトル
ザトウムシの企画展
書込日
12/20
小さいザトウムシ
コアカザトウムシ
手作りシフター試作品(左きき用)
シフターの中
内 容

 いよいよザトウムシの企画展を22日から開始致します。この企画展に際しての調査では、「シフター」と呼ばれる土をふるう道具を用いました。※シフターを用いると土の中にいる小型のザトウムシ(上の写真のコアカザトウムシみたいな種類)を採集することができます。
  この道具は、当館の観察会のときなどでも使えるので参加者数分用意したいのですが、1個が1万円くらいするのでそれは難しいのです。そこで安くで手に入るものを使って作ってみることにしました。使うものは100円Shopで売っている「ふるい」と布、木棒です。1個作るのに300円くらいしかかかりませんでしたが、以外と使いやすいものができました。ふるいの目が国内市販シフターでは1cm×1cmが一般的ですが、今回作ったものは0.5cm×0.5cmと市販品よりも小さく、それが使いやすい理由のようです。このシフターは、来年度の貝類の観察会やザトウムシの観察会などで使う予定で、現在量産中です(川ノ)。


《2009年度》 No.50
 タイトル
門松
書込日
12/24
角松作成風景
完成した門松
内 容

本日は、当館の友の会の方々が門松を作ってくれました。とても立派な門松です!(川ノ)


《2009年度》 No51
 タイトル
道の駅の展示
書込日
1/22
展示正面
展示状況
展示状況
外から見たところ
内 容

 お隣の「蛍街道 西の市(非常に人気の道の駅)」のエントランスに当館の展示を設置させていただくことになりました。展示の場所は、空いていたATMのボックスの中で、入ってすぐのところです。展示しているのは、ホタルの標本や化石、岩石、当館のテキストなどです。ここで豊田の自然に少しでも関心を持って頂けたらと思います。また、これを見てもっと知りたいという方が当館に寄って頂けたら非常に嬉しいです(川ノ)。


《2009年度》 No.52
 タイトル
プレゼント!
書込日
2/8
岩石標本
岩石標本開けたところ
内 容

今月末に開催を予定している「下関市の興味深い地形と地質巡りツアー」では下関市内を一日かけてバスで巡り、様々な興味深い地形や地質を観察します。観察会に参加される方にはもれなく上のような岩石標本と虫めがねをプレゼントします。この標本には、当日観察するところの岩石が入っているので、観察会当日もその後もお役立て頂けると思います。是非!ご参加ください。2月14日から予約を開始します!(川ノ)


《2009年度》 No53
 タイトル
展脚台
書込日
3/28
使っているところ
展脚台(上面)
展脚台(側面)
下から見たところ
内 容

 当館の夏休み期間に行う「昆虫教室全5回」では、昆虫の標本を作りますが、昆虫標本は通常日陰などにおいて1ヶ月ほどをかけて乾燥させる必要があります。しかし、それでは夏休み中に標本が出来上がりません。そこで、強引ですが、当館では標本を急速に乾燥させるために高い温度を当てて、乾燥させて、数日で乾燥させることにしています。ただ、この方法では、展翅板などで標本にするのは問題ありませんが、発砲スチロールなどで展脚したものの場合は、発砲スチロールが溶けてしまいます。だからと言って、市販の展脚台では針を深く差すことができず、展脚が難しい場合があります。
  そこで、当館では温度に耐え、針を深く差すことができ、さらに多くの個体を標本にすることができる展脚台を作ることにしたのです。それが上の写真の展脚台です。これは、パンチングボード上にペフ板を敷くことで、深く針を刺し、標本にすることができる代物で、穴の位置をペフ板上に線で示しています。
  現在、この展脚台が足りないので、量産しているところです。(川ノ)



《2010年度》 No54
 タイトル
偏光顕微鏡
書込日
3/30
生物部活動風景
偏光顕微鏡を作っているところ
内 容

今年度最後の生物部では、岩石採集と偏光顕微鏡の使い方を学びました。これまで生物部では実体顕微鏡で昆虫の解剖や有孔虫の同定、生物顕微鏡で蘚苔類の同定などでこれらの顕微鏡の使い方を学びました。しかし、偏光顕微鏡は使ったことがなかったので、今回はこのあまり聞きなれない顕微鏡の使い方を学びました。偏光顕微鏡で岩石の薄片を見ると鉱物の違いで色が変わって見えます。生物部の部員たちははじめて使う偏光顕微鏡に喜んでいました。
  次は電子顕微鏡の使い方を教えたいですが、当館にはないのでできません、、、、残念。(川ノ)


《2010年度》 No55
 タイトル
次回企画展
書込日
4/2
ゲンジボタル幼虫の脳
ゲンジボタル成虫の脳
内 容

次回の企画展は、「知られざる!ゲンジボタルのからだ」というものです。この企画展では、もっともよく知られたホタルであるゲンジボタルの体にスポットをあてて、詳細に紹介します。企画展の準備に際し、現在ゲンジボタルの体を詳しく調べているところですが、改めて調べてみるとこれまで知らなかったことがドンドン出てきます。やっぱり、ホタルって凄いなぁ〜!と改めて感心しています。(川ノ)


《2010年度》 No56
 タイトル
次回企画展の展示物
書込日
4/12
幼虫の大あご模型
幼虫の大あご模型のロボット
後脚の模型
後脚の模型(たい節)

下翅の模型(上は畳む前、下畳み後)

成虫の神経系模型
頭部模型
ゲンジボタルの3D映像
内 容

今回の企画展では、ゲンジボタルの体を詳しく紹介します。そのために、さまざまな模型を作っています。模型は、論文でいうところの図にあたります。わかりやすく、綺麗なことが求められます。しかし、その両方を満足させるには能力が足りません。でも、せめて見ていただく方が理解するのに役に立つものになればと願いながら作っています。また、今回はゲンジボタルの体を詳しく見ていただけるように、詳細な3D映像も準備しました。さらには、3Dデータから3Dプリンターでの模型作製も進めています。今回の企画展では、これまでになく模型や映像が多いものになりそうです。
  ゲンジボタルの体を実体顕微鏡、生物顕微鏡、電子顕微鏡の力を借りて調べていますが、神経系も、内臓も体を覆う毛もどれをとっても無駄なくよくできていて、興味深いです。ぜひ、知っているようで知らない、ゲンジボタルの体をご覧いただけたらと思います。(川ノ)


《2010年度》 No57
 タイトル
3Dプリンター
書込日
4/22
ゲンジボタルの模型(背面)
ゲンジボタルの模型(腹面)
内 容

今回の企画展では、3Dのゲンジボタルを作成しましたが、そのデータを用いて3Dプリンターで模型を作成しました。便利なものがあるもので、3Dプリンターでは、立体の模型を出力できます。ただ、色は出力時はついてないので、こちらでエアーブラシを使って塗りました。今後も機会があれば、3Dプリンターでの模型作製をしてみたいと考えています。(川ノ)


《2010年度》 No58
 タイトル

光る生き物たち

書込日
6/15
ウミボタルを光らせる装置
ウミボタル
発光するウミボタル
発光するウミボタル
内 容

ただ今、蛍季企画展「光る生き物たち2010」を開催しています。この企画展では、さまざまな発光生物の標本や生体を展示しています。また、この企画展に合わせて、ネイチャーラボ講座では、ウミボタルの発光する様子を見て頂いたり、発光するメカニズムの実験をしたりして光る生き物について紹介しています。そして、この講座のためにウミボタルを光らせるための装置を用意しました。これは、ウミボタルが入っている水槽に電気をながし、驚かせて発光させます。なお、非常に弱いパルス波の電気なので、死ぬことはありません。ホタルの黄緑色の光に見慣れているので、青色に光るのは、とても新鮮です。ぜひ、ご覧ください!(川ノ)


《2010年度》 No59
 タイトル

次回企画展は?

書込日
6/24
アリタケ
カメムシタケ
未同定
コナサナギタケ
内 容 

 次回(夏季企画展)は、冬虫夏草に関する企画展です。そのため、ただ今、豊田町周辺にどのような種類がいるのか調べています。とても小さいので、地面を舐めるように見ないと見つかりません。
  とても興味深い生物ですので、ぜひ、企画展を開催しましたらご来館ください。(川ノ)


《2010年度》 No.60
 タイトル

夏季の展示

書込日
7/7
蛾の蛹の模型(寄主)
ホタル幼虫展示用の棚
岩石展用の棚
色を塗った棚
内 容 

 夏季の企画展は冬虫夏草に関するもので、テーマ展は世界の岩石・鉱物に関するものです。その展示ために、現在模型や棚を作っています。(川ノ)


《2010年度》 No.61
 タイトル

夏季の展示2

書込日
7/10
泥箱
泥箱
内 容 

 ただ今、夏休みに向けて様々な展示を作成しています。その中で、標本箱や外の水路でのパネル、岩石展のための岩石入れとして、泥箱(サンマが入っていた箱)を使う予定で、作り直しています。この箱は、お店としても処分に困る物のようで、大量に貰い受けることができました。なお、この箱を引き出しとした棚を作り、実物図鑑をよりパワーアップする計画も進めています。邪魔者扱いの廃棄用箱を有効に利用することで、いろいろと作成できそうです。(川ノ)


《2010年度》 No.62
 タイトル

夏季の展示3

書込日
7/11
グリセリン置換中
グリセリン置換後
完全型模型(4種類入ってます)
サナギタケの模型
内 容 

 夏季企画展のための準備もいよいよ大詰めです。企画展では、わかりやすく冬虫夏草について説明するために模型を作成しています。模型では、完全型と不完全型の違いなどを説明する予定です。また、生息地の説明模型では、グリセリン置換した標本を模型の中に入れこもうと作成を進めています。(川ノ)

《2010年度》 No.63
 タイトル

色々と準備中

書込日
7/29
スキャングしながら
大きな箱メガネ
内 容 

次回企画展の準備のため、車にスキャナーを乗せて、現地で植物の葉や樹皮をスキャニングしています。スキャナーを使うと葉などを効率よく撮影することができます。また、川魚の観察会で使用するために、数人で覗くことができる大きな箱メガネを作りました。これがあれば、覗きながら説明することができるはずです。(川ノ)

《2010年度》 No.64
 タイトル

骨格標本

書込日
8/25
モグラの皮
シュレーゲルアオガエルの骨格標本
カエルの皮
トノサマガエルの骨
内 容 

展示のために両生類やネズミ、モグラなどの小型哺乳類の骨格標本をつくりました。標本がいくらか集まったら展示したいと思います。(川ノ)

《2010年度》 No.65
 タイトル

竹と笹の企画展

書込日
9/18
ジグザグに曲がるムツオレダケ
ラッキョウみたいな節のラッキョウヤダケ
クロチク
奇妙な節のキッコウチク
内 容 

次回の秋季企画展は、竹や笹に関するものです。今は、そのための準備をしています。竹というのは、イネ科に属するわけですが、同じ属に属する他の種とは全然違うように見えます。竹は木なのか?それとも、イネ科に属する他の種のように草なのか?不思議な植物です。また、上の写真で示しているような変わった竹というのも多く、その多様性を知るとまた不思議に思います。(川ノ)

《2010年度》 No.66
 タイトル

実物図鑑の引き出し

書込日
11/3
泥箱洗い
手前は塗装済みの箱、奥はヤスリをかけ下準備済みの箱
内 容 

時間を見つけては少しずつ泥箱を洗って、ヤスリをかけて表面を綺麗にして、黒く塗っています。この箱は植物と爬虫類の実物図鑑の引き出しになる予定で、只今鋭意作成中です。引き出しは、56個になる予定です。(川ノ)

《2010年度》 No.67
 タイトル

秋季テーマ展

書込日
11/3
ヌスビトハギ
ヌスビトハギの電顕写真
内 容 

秋季テーマ展は、「ひっつきむし」です。ひっつきむしは、虫ではなく植物の種のことですが、そのひっつく仕組みは非常によくできていて驚かされます。ぜひ、身近なひっつきむしをご覧ください。(川ノ)

《2010年度》 No.68
 タイトル

箱の棚

書込日
11/12
棚作成途中
内 容 

実物図鑑用の棚ができてきました。今後は、この棚に標本を入れるための処理を施していきます。(川ノ)

《2010年度》 No.69
 タイトル

ワラジムシの企画展

書込日
12/8
オカダンゴムシの模型
オカダンゴムシの模型
内 容 

冬季の企画展は、下関のワラジムシとダンゴムシに関するものです。現在は、そのための展示を作成しております。(川ノ)

《2010年度》 No70
 タイトル

ワラジムシの企画展2

書込日
12/28
生態展示用のケース
生態展示用のケース
照明調節器具
照明
内 容 

冬季企画展のための生態展示ケースを作成しました。展示するのは、下関市内で見られるダンゴムシ類約10種で、それぞれ小さいので、それ用に小さく、そして生きやすく、見やすいケースを考えました。まず、ケースの下に石膏と炭を混ぜたものを流し入れ、そして、ケースの蓋にLEDライトを設置しました。LEDライトは波長が短く、演色性が低いので、それを補てんするために白いLEDだけでなく、調節可能な黄色と赤色のライトも付けました。これで、小さなダンゴムシの生き生きとした姿をご覧いただけると思います。(川ノ)

《2010年度》 No71
 タイトル

実物図鑑〜樹木編〜

書込日
1/26
木を切っているところ
樹木展示
引き出しの中(クスノキ)
引き出しの中(アカマツ)
内 容 

実物図鑑に、樹木の展示を追加しました。引き出しに樹木をそのまま入れています。すべてだいたい同じくらいの大きさの木を入れていますので、箱を持って重さを比べたり、樹皮や年輪の違いなどを種類によって比較することができます。また、種類によっては、瓶に匂いを詰め込んだものや葉なども入れこんでいます。ちなみに、木は以前、大雪の時に倒れたものを拾ってきたものです。この棚には24種類の身近な樹木が入っています。今後、徐々に増やしていく予定です。(川ノ)

《2011年度》 No72
 タイトル

可憐なスミレ

書込日
4/19
シハイスミレ
アリアケスミレ
内 容 

今の時期は桜ばかりに目が行って、ついつい目線が上に行ってしまいます。しかし、足元には、桜とはまた違ったとても可憐な花が咲いています。それは、スミレという植物です。現在、この植物について調べていて、下関地域からは10種ほどを確認することができました。調べてみると、身近なところに色々なスミレがいることに気づかされます。ちなみに、ミュージアムの裏庭には、スミレ、ヒメスミレ、ニョイスミレ、アリアケスミレが咲いてます。ぜひ、探してみてください!(川ノ)

《2011年度》 No73
 タイトル

ホタルの調査

書込日
6/21
触角電図の様子
集団同時明滅再現装置の一部
内 容 

 今年もゲンジボタルに関するいろいろな調査を行っています。例えば、ゲンジボタル♂が♀の性フェロモンを感知しているのかを調べるために、触角に電極を繋いで調べる触角電図であったり、♂がどのようにして集団で光をシンクロさせるのかを装置を使って野外で調べたりです。後者を調べるための装置はオリジナルで、野外で得られた本物のホタルの発光データを数値化し、それを音に変換した後、電圧に変換してLEDを光らせるという装置で、非常に大掛かりです。これ以外にもいろいろな方法でゲンジボタルの生態解明に挑んでいます。
  ゲンジボタルに関しては、色々な本に出ていて、一見当然のように思われていることも野外でじっくりと観察してみると違うのではないかな〜と思うことが多々あります。 このホタルは、なかなか一筋縄では行かない奥深さのようなものがありますので、先入観を抜きにし、また無意味な擬人化をせず、野外と室内でまっすぐ彼らに向き合いたいと思っています。成虫の期間がもう少し長ければといつもこの時期になると思ってしまいます。今年もこれらの調査に関して、多くの方にご協力、ご指導頂いております。心から感謝申し上げます(川ノ)。

《2011年度》 No74
 タイトル

次回企画展

書込日
6/21
ヘビの模様のシンジュサン
落ち葉のコノハチョウ
内 容 

夏季企画展は、生き物の擬態に関するものです。擬態は、生物の多様さや見事さを感じさせるものです。なるべく、身近な生き物の擬態をわかりやすく紹介しようと思っております。(川ノ)

《2011年度》 No75
 タイトル

100均一品を利用して!

書込日
8/9
湿地での観察会では、泥が服についたり、ヒルに噛まれたりします。すこで、雨具を長靴の上から履くことでそれらを回避する簡易的な胴長にすることができます。 女性用下着を洗濯するのに使うメッシュケースに洗濯バサミをつけると虫かごに利用できます。ポケットなどに洗濯挟みを挟むと落ちず、硬くないので小さい子でも安全に利用できます。
農業作業用のシートは室内で作業するときに非常に役に立ちます。各隅にボタンがついていて、それをとめるとバットのように泥を落とさないで作業できます。
光センサーに100円均一の万歩計(矢印)を組み込むと人が何人出入りしたのかや生き物がどの時間よく動くか、などをを計測する装置ができます。ただ、これはあまり正確な数値は得られないので、目安程度にしか使えません。
内 容 

夏休み期間は色々な観察会を開催しています。そこでは、色々な道具を使います。ここでは、100円均一品を利用した道具の一端をご紹介します。(川ノ)

《2011年度》 No76
 タイトル

次回企画展

書込日
11/19
ミツマタカギカニムシ
内 容 

冬季企画展は、カニムシという生き物を対象にする予定です。カニムシは、サソリに近い生き物で、身近な山や海に生息しています。ただ、サソリと聞くと怖いと思いますが、カニムシは毒は持っていないし、大きさは3mmくらいしかありません。(川ノ)


《2011年度》 No77
 タイトル

カニムシの撮影法確立!?

書込日
12/10
従来の撮影法でとったオウコケカニムシ♀
新しい撮影法でとったオウコケカニムシ♀
色々な角度で撮れるようになった
(ミツマタカギカニムシ)
色々な角度で撮れるようになった
(イソカニムシ)
焦点合成のため奥行きのある写真
毛が少なくても毛も撮れるようになった
内 容 

2mmくらいしかないカニムシを撮影するのは非常に難しく、困っていましたが、 いろいろと試行錯誤をしてようやく撮れるようになりました。小さな生き物の写真はこれまでもいろいろと撮ってきましたが、毛が重要であるカニムシの場合、毛を綺麗に撮ることが求められます。なかなか、この毛が綺麗に撮れないのです。でも、ついに、それを撮影する方法を確立しました。綺麗に撮影したカニムシの写真を見ていると、そのカッコよさに見とれてしまいます。かっこいいな〜カニムシって!(川ノ)

《2011年度》 No78
 タイトル

カニムシの撮影(補足)

書込日
12/28
感覚毛と普通の毛(触肢)
感覚毛
内 容 

カニムシを撮影するのが難しいとNo. 77で書いたところ、何が難しいのか?という質問を数人の方から受けましたので、カニムシの紹介を兼ねて説明致します。
  まず、カニムシのような小さい生き物を撮影する時は、顕微鏡などで焦点を変えた写真を何十枚も撮影して、それをパソコンによって焦点合成という処理を施します。それにより、小さな生き物でも体全体にピントのあった写真を撮ることができす。昆虫などの場合は、その方法でたやすく撮影することができます。ただ、その時一つだけ守らなければならないルールがあります。それは、被写体が動いてはいけない、ということです。少しでも動くと焦点合成することができないのです。さて、カニムシの撮影の難しさはこの「動いてはいけない」というところなのです。上の写真をご覧ください。大きな孔があります。これは感覚毛の毛孔です。通常、毛孔というのは、毛の大きさくらいしか空いていません。しかし、カニムシの感覚毛の毛孔は、デカイのです!つまり、撮影していると感覚毛がゆらゆらと揺れるのです。これを攻略するのがむずかしいのです。
  また、もう一つ別の理由もあります。それは、カニムシは乾燥標本にできないということです。節足動物の多くは、乾燥標本として保存することができます。そして、乾燥標本であれば、いつでも変わることなく、その姿を写真に収められます(体色の変化などありますが)。しかし、カニムシの場合は、体が萎んでしまうので乾燥標本にできないので(イソカニムシやヤドリカニムシはのぞきます)、死んだ直後などの一瞬にしか撮影のチャンスがないのです。それも、カニムシを綺麗に撮影する難しさの一つなのです。
  まぁ、つらつらと撮影が難しい言い訳を書き連ねてきましたが、何と言っても私の撮影技術の乏しさというのが一番の問題であることはいうまでもありません。技術の有る方であれば、大して苦労はないことなのでしょう。(川ノ)

《2011年度》 No79
 タイトル

標本というもの

書込日
1/6
少しずつ増えている骨格標本(ヒキガエル)
昆虫標本(微小甲虫)
昆虫標本(チョウ類)
昆虫標本棚の一部
昆虫標本棚の一部
昆虫標本棚の一部
内 容 

当館は今年の6月で開館8年目を迎えます。この間、少しずつですが標本を収集してまいりました。昆虫標本だけでいえば、6万点を超える個体数が収蔵されています。県内では2番目に多い収蔵数です。標本は、個人収集の標本を寄贈されたものが多いですが、寄贈して頂いた方の収集品の質が高く、日本産のチョウ類はほぼ全種ありますし、今では手に入らない国内外のさまざまな種類の標本も多数収蔵されています。本当に寄贈して頂いた方々のお陰です。また、寄贈された標本以外にも館として調査して集めたサンプルも多数、標本作成待ちの状態で眠っていますので、それらを標本にすれば来年くらいには10万点くらいになるかもしれません。当館の標本収蔵庫には、約3000箱の標本箱が収蔵できるようになっていて、まだ余裕があるので今後も継続的に収集していこうと思っています。また、標本は種毎に整理して、破損等は修理した上で、データベース登録を進めています。
  標本というのは、将来へのデータの詰まった宝です。ぜひ、この宝を末永く守っていき、いつかこの標本たちが、われわれを助けてくれる知恵を授けてくれることを祈っています。なお、当館には、昆虫標本用の収蔵庫以外に、岩石、化石用の収蔵庫もあります。そちらについては、また追ってご紹介したいと思います。(川ノ)









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